拘束時間15時間で時給600円の世界
二重派遣が派遣労働法で禁止されているのはご存知ですが、
二重派遣の摘発だけでも年に2000件もあるようです。
しかし、派遣会社は4重派遣というものが存在します。
その派遣会社のある労働は、夜勤の12時間労働ですが、
集合時間や解散時間などを含めた拘束時間は14時間にも
なります。
そして悪いことに夜勤という時間帯で日給たったの8000円
という安さです。
時給に直すとたったの666円、拘束時間を含めると570円です。
そこから無論、某派遣のデーター装備費みたいな物も取られ
ています。
200円ほど取られていたようで、税金、交通費なども
差し引くと結局、派遣スタッフには平均6000程度しか手元に残りません。
夜勤にも関わらず大手派遣の日勤7時間の労働並みの収入です。
4重派遣なので中間搾取が行われ安くなるのは当然ですが、
さらに悪いことに違法派遣なので社会保険の加入資格も
ありません。
派遣スタッフの立場も悪く、派遣元だけではなく、派遣スタッフや
2重、3重派遣のスタッフからも迫害されると言う辛さも兼ね備えています。
請負先の派遣スタッフが嫌がる仕事(重い荷物などの積荷)をやらされるのも
彼らが多いのです。
今年グッドウィルが業務停止になりましたが、グッドウィル以上に
過酷な労働条件で働く派遣スタッフも数多く居ます。
未だに派遣業界は問題が未解決のまま山積みになっているのが
現状のようです。
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